研究領域

ネットワークの高速・低価格化,クラウド化等の技術進歩により,情報システムの複雑・多様化が進んでいます。これからのネットワーク技術,セキュリティ技術,情報システムのあるべき姿を研究対象とし,要素技術や実運用を考慮した研究開発を行います

コンピュータネットワーク / Computer Network

ネットワークアーキテクチャに関連する要素技術の研究開発から,IoT,クラウドコンピューティング,エッジコンピューティングなどのネットワーク基盤技術,アプリケーション開発を行います

情報セキュリティ/ Information Security

サイバーセキュリティ・サイバーレジリエンスに関する技術やセキュリティインシデントハンドリングに関する研究,データ保存・保管技術に関する研究開発を行います

運用管理技術 / Operation Technology

ネットワークや情報システムを安定的・効率的に運用するためには,理論だけではない現場のニーズや課題に即した問題設定・課題解決を行います

指導体制・研究場所について

指導体制

本研究グループは,情報メディア教育研究センター情報基盤研究部門および情報セキュリティ研究部門の教員が活動しています。教員は,大学院では先進理工系科学研究科の「情報科学プログラム」と「理工学融合プログラム」,学部では「情報科学部」と「総合科学部」にも所属していますので,各研究室に配属される学生の皆さんを本グループ一体で指導をしていきます。情報メディア教育研究センターでは,キャンパスネットワークや全学情報サービスの導入・設計・運用を担当していますので、”研究成果の実運用への展開”や”実運用で得られる知見を研究に活かすことができる”(R&D: Research & Development, 研究開発する)ことが大きな特徴です。

研究指導では,毎週の研究ミーティングを行って研究の進捗を確認するほか,研究に取り組むに当たって必要な論文講読や基礎技術習得のためのゼミを行います。また,サーバやネットワーク機器の運用管理のスキルを身につける場も用意したいと思います。研究成果がまとまると,情報処理学会インターネットと運用技術研究会や電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会などの外部発表を計画します。そのほか,中国支部の大会などでの発表で議論を深める機会も作ります。

グループ内での連絡手段は,Microsoft Teamsを使います。その他,様々なクラウドサービスを活用(使いたいサービスがあればぜひ提案してください)して効率的に研究室運営ができるようにしていきます。

研究場所

活動拠点は情報メディア教育研究センター本館です。これまで大学院生の受け入れを中心に行なっており,学部学生(卒業研究)の受け入れはほとんどなかったため,2020年度より研究室としてきちんとした形で再スタートしています。そのため,学生の皆さんにとって有意義な研究ができる環境を作っていけるように皆さんと協力していきます。

教員紹介

西村 浩二 (Kouji Nishimura)

教授 (Professor)

先進理工系科学研究科情報科学プログラム, 情報科学部, 情報メディア教育研究センター情報セキュリティ研究部門

渡邉 英伸 (Hidenobu Watanabe)

准教授 (Associate Professor)

先進理工系科学研究科理工学融合プログラム, 総合科学部, 情報メディア教育研究センター情報セキュリティ研究部門

岸塲 清悟 (Seigo Kishiba)

助教 (Assistant Professor)

先進理工系科学研究科理工学融合プログラム, 総合科学部, 情報メディア教育研究センター情報基盤研究部門

田島 浩一 (Koichi Tashima)

助教 (Assistant Professor)

先進理工系科学研究科理工学融合プログラム, 総合科学部, 情報メディア教育研究センター情報基盤研究部門

村上 祐子

助教(ASSISTANT PROFESSOR)

先進理工系科学研究科情報科学プログラム, 情報科学部, 情報メディア教育研究センター 情報セキュリティ研究部門

相原 玲二 (Reiji Aibara)

About us

先端ネットワーク研究室(情報科学P)
情報セキュリティ研究室(情報科学P)
情報システム研究室(理工学融合P)

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〒739-8511
広島県東広島市鏡山1丁目4-2
広島大学情報メディア教育研究センター本館
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